暮らしの質を高める家計簿作成方法(前編)

記事を読む価値

・家計簿作成における重要な点が分かる

・家計簿で生活の質を高まる理由が分かる

家計簿をつけることを習慣にしている方は素晴らしいと思います。みなさんは、どのような目的で家計簿をつけていますか?生活費のやりくりのため、将来の貯金のためなど、様々だと思いますが、義務感に駆られて家計簿をつけるのは長続きしません。家計簿はシンプルな方法で楽しくつけるものです。

本記事は前半と後半に分けて記事を掲載します。前編では、本記事で紹介する「暮らしの質を上げるための家計簿方法」に必要な項目とその重要性について説明しています。

具体的な家計簿の作成方法について知りたい方は「暮らしの質を上げるための家計簿作成方法(後編)」をご覧ください。

暮らしの質を高める家計簿に必要な手順

まず、私が普段使っている家計簿のエクセル様式をお見せします。

暮らしの質を高める家計簿は、以下の手順を必ず行います。

①欲しいものリストをつくる

②月の初めに未来の手持ち残高を見積もるということ→この手順が直接的に暮らしの質が高めてくれます。

③随時、支出の実績と手持ち残高を確認するということ

それでは、順番に各手順が必要な理由を説明します。

① 欲しいものリストをつくる理由

欲しいものリストが必要な理由は、以下の3つです。

・自分が何にお金を使うのかを明確にするため

・いつ、いくらのもの(サービス)に支出するのかを明確にするため

・モチベーションを維持するため

一言で言えば、お金の使い道を事前に考えておくために作成するということです。貯金をするときも、「なぜ貯金するのか?」という理由がないと、家計簿が長続きしないうえ、モチベーションを保つことができません。

また、この欲しいものリストを作る際は以下の基準で分けます。

・欲しい時期(早め、少し後でもいい、まだいい)

・価格(安価、中価、高価)

これにより、自分の経済状況と照らし合わせながら、優先的に手に入れるものを判断しやすくなります。欲しいものリストは、欲しいものが増えたらその都度、増やしていきます。欲しいものが手に入ったら消していきます。

② 月の初めに未来の費用と手持ち残高を見積もる理由

この手順が、タイトルの「暮らしの質を高める」という部分に直接関わってきます。

月の初めに、未来の費用と手持ち残高を見積もるとは、例えば、4月1日に6月31日(7月1日)までにかかる費用と6月31日時点の手持ち残高を見積もるという感じです。「どの時点まで見積もるのか?」という判断は、欲しいものリストに入れた欲しいものが、ある程度手に入ると判断した時点までです。

「なぜ、未来の費用と手持ち残高を見積もることが、暮らしの質を高めることに繋がるのか?」という問いの回答は以下のとおりです。

・欲しいものが買える時期を確認することができ、欲しいものが手に入る未来をイメージしやすくなるため

・未来の自分の行動計画を練ることができるため

この見積もるという作業は非常に重要です。なぜなら、見積りに基づいて、とるべきアクションを事前に考え、実行することができるようになるからです。例えば、今月は新しいパソコンが欲しいけどお金が足りないことが、月の初めの見積もりによって分かったとします。

パソコンを買うためには起こすべきアクションは次の3つの選択肢のいづれかとなるでしょう。

・収入を増やす

・費用を減らす

・見積もりの期間の延ばす(重要)

月の初めに、見積もった時点の手持ち残高が不足していると分かった場合、欲しいものを手に入れるためには、単純に考えれば、「収入を増やす」又は「費用を減らす」のいづれかの選択肢しかありません。具体的には、単発バイトをする、食費を抑える工夫をする、今月は美容院に行かない、などです。このように行動計画事前に練ることができるというわけです。

ただし、問題となるのは、行動を変えても、短期間ではどうしてもお金が足りない場合です。この場合は最終手段として「見積もりの期間を延ばす」ことによって、手に入れることができる時期までの見積もりをするのです。(具体的なやり方は後編で説明します)

このように、未来の手持ち残高を見積もるというプロセスを経ることによって、「欲しいものを手に入れたい」という目標に向かって、継続的に行動を起こす事前準備ができ、行動を起こすことそのものが暮らしの質の向上につながるというわけです。

③随時、支出の実績と手持ち残高を確認する理由

随時、支出の実績と手持ち残高を確認する理由は以下の3点です。

・自分の正確な経済状況を確認するため

・今後の行動計画を修正するため

・今後の見積もりをより正確に行うため

随時、支出の実績と手持ち残高を確認します。実績を確認することは、自分の当初の見積もりと、実際の支出行動にどれだけのズレがあって、どの支出が原因でそのズレが生じたのかを把握するために重要です。ズレがあれば、その原因である支出を今後は控えるようにするなどして、今後の行動計画を修正します。

また、実績が見積もった金額通りであれば、次月以降の見積もりも自信を持って行うことができるようになります。

以上が、暮らしの質を高めるための家計簿作成に手順とその重要性についてでした。具体的な作成方法については「暮らしの質を高める家計簿作成方法(後編)」で説明します。

なお、後編ではエクセルファイルを使って作成していきますが、今回紹介した手順を盛り込んで家計簿を作成すれば手書きでも良いので、是非試してみてください。

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